第十五章 大名 The Lord

Yuki's Story
 

第十五章

大名

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結婚までの計画を立て始めました。日取りを決めて、殿様に招待状を送りました。

隣の国の大名にも招待状を出しました。しかし、大名は招待状が気に入りません。

「あの女は前の大名の娘なのか?」と大名は忍者の長に言いました。

「大きな町の若殿はそう言っています」と長は答えました。

「娘は前は囚人だったのか?」と大名は聞きました。

「はい」と長は答えました。

「娘が生きていては、我々の悪事がばれてしまう。その若殿の家族は前々から私が大名になることに反対した。若殿が娘の正当な継承者としての力を持てば、私は今の地位を失ってしまうではないか!なんで殺さないのか?!」と大名は叫びました。

「大名さまは茶道家と結婚したいのかも知りませんし、命令をいただいておりませんし…」