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万葉仮名の木簡

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万葉仮名の木簡

Postby coco » Fri 10.13.2006 8:51 am

大阪の難波宮跡で日本最古の万葉仮名木簡出土したそうです。
実物は大阪歴史博物館で14日から公開されます。
Last edited by coco on Fri 10.13.2006 9:14 am, edited 1 time in total.
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Re: 万葉仮名の木簡 (紫香楽宮跡)

Postby coco » Wed 06.04.2008 8:15 am

滋賀県甲賀市の紫香楽宮跡で出土した木簡の一部が古今和歌集仮名序で「歌の手本」として紹介された二首の一部であると、このほど報道されました。
二首は、仮名序で
「このふたうたは うたのちちははのやうにてぞ 手ならふ人のはじめにもしける」
(この二歌は、歌の父母のようにてぞ、手習う人の初めにもしける)
と紀貫之に紹介されているものです。

新聞がいずれ見られなくなるので、引用します。
阿佐可夜麻加氣佐閇美由流夜真乃井能安佐伎己々呂乎和可於母波名久尔
あさかやま かげさへみゆる やまのゐの あさきこころを わがおもはなくに

こちらは万葉集にも編まれた歌で、今回確認されたのは青字の部分です。

もう一首。
迩波ツ尔久夜己能波奈布由己母理伊麻波々流倍等佐久夜己乃波奈
なにはつに さくやこのはな ふゆごもり いまははるべと さくやこのはな

観音寺遺跡で98年に見つかった木簡には
波ツ尓波奈
とされていた(7世紀後半~8世紀)と言われていますので、真仮名の使い方が異なります。

歌木簡としては上のポスト(参照)の方が古いので、今回のものが最古というわけではありませんが、古今和歌集が世に出た160年も前に木簡の裏表に歌の手本とされた二首が記されていた点が新しいのだと思います。二首の筆跡は別人らしいとの話もあるようですか、いずれ専門家の論文が発表されるでしょう。

やまとうたの歴史に頭が下がります。
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Re: 万葉仮名の木簡

Postby Yudan Taiteki » Wed 06.04.2008 8:39 am

面白い!ありがとうございます、cocoさん。本当に万葉仮名はまだはっきりしない部分が多いんですね。
-Chris Kern
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Re: 万葉仮名の木簡

Postby coco » Wed 06.04.2008 8:52 am

本当に万葉仮名はまだはっきりしない部分が多いんですね。

そう思います。
出土した木簡の年代識別技術が向上しているので、
今後も木簡の分析によって仮名遣いの解釈は変わってくるのではないでしょうか。

「歌の父母」二首も「紀貫之の作で、実は自画自賛では?」という穿った見方も昔はあったようですが、少なくとも二首には確たる根拠があったことが今回示されました。
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