Learn Japanese with JapanesePod101.com

初ブロッグ:加納ベッキー

加納ベッキーと申します。TJPでの初ブロッグをよろしくお願いします。
この間、いつも行ってる日本語のレッスンのguest-teacherに「もう少し作文などの書く練習をしてみたらどうですか?」と言われ、さっそくここで日本語のブロッグを作らせていただきました。長く続くかどうかはわかりませんが、一応ここで頑張ってみます。
いつもは日本語サロンで、先生と二人で本を読んでいます。以前は村上春樹の「Afterdark」を読んでいましたが、今はアガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人事件」の和訳を読んでいます。
この小説を読んでいると、一番目立ってて気になるのは、話に出て来るフランス語の扱い方です。アガサ・クリスティーの小説を読んだことのある人は知っているかと思いますが、主人公のポアロ探偵はベルギー人なので、たまにフランス語で独り言を言います。そして原文の英語ではその部分は訳されずにそのままフランス語で書いてあります。おそらくクリスティーが書いていた時代では多くの人は少しぐらいはフランス語を読めていたのでしょう? 問題は日本語に訳す時、この独り言をどうすればいいでしょう?フランス語が読める日本人はほとんどいないでしょうから、原文同様にフランス語のままにするのはちょっと無意味な気がします。だからと言って、全部日本語になおしてしまえばポアロの雰囲気が大きく変わってしまいます。
そこで翻訳者の中村能三(なかむらよしみ)がフランス語の部分を日本語に訳して、下記のようにそのそばに元々のフランス語の台詞をふりがなとして載せています。
例: ス・ネ・リヤン
  『なんでもない。』
なかなか面白いと思います。日本人の方はこれをどう思いますか?私はあくまでもノンネィティブの感覚で読んでいますから、ネティブの意見を是非聞きたいです。(もし上記の文に間違いがあれば、それも教えていただけると幸いです。)
では、今日はここまでにしておきます。

Ranja's picture

Ce n'est rien

こんにちは。

原文を振り仮名でつけるという手法は、外国文学(特に英語以外)の翻訳でよく使われます。日本語訳だけでは原文の雰囲気を伝えられなくて、どうしても原文を入れたくなる翻訳者の気持ちはよくわかります。
とはいえ、その言語を知らない読み手にとっては、「ああ、そうかい」くらいで終わってしまいますが(笑)。

固有名詞の場合は翻訳するわけにいかないので、意味のほうを振り仮名にすることもあります。
たとえば、「巨匠とマルガリータ МАСТЕР И МАРГАРИТА」に出てくる登場人物の「ベズドームヌイ」に「家なし」という振り仮名をつけたりと。
日本語には振り仮名があるので便利ですよね。もっとも、技術的には英語の本にも「ルビ」があってもいいと思うのですが、英語の本ではそういう使い方をしないのでしょうか。

>この小説を読んでいると、一番目立ってて気になるのは、話に出て来るフランス語の扱い方です

「一番目立ってて気になる」と「一番目立って気になる」では微妙に意味が異なりますよ。ここでは、後者の方がいいと思うのですが、どうでしょう。
それと、「フランス語の扱い方です」より「フランス語の扱われ方です」と受身にしたほうがいいと思います。暗黙の主語が一つの文の中でコロコロ変わるのはよくありません。

Support those who Support TJP!

Click here to learn Japanese with JapanesePod101.com